先輩の声

先輩の声

VOICE/INTERVIEW

当科で研修する先輩医師のインタビューです。病理を志したきっかけ、医局を選んだ理由、働き方やキャリアについて、それぞれの視点で語っていただきました。
見学・入局をご検討の方はぜひ参考にしてください。

病理医8年目

医局の選択について

基礎医学の授業から病理学に対して漠然とした興味を持ち、初期臨床研修などで自身の適性を考慮の上、病理医になることを決めました。病理組織学的所見を正しく抽出し、臨床的意義に結び付けていくことに面白みとやりがいを感じます。比較的自由に働く時間を選べること、当直がないこともワークライフバランスの観点から魅力的と思います。病理診断医としても、研究者としても、最初にどこで学ぶかが重要になります。様々な施設への見学などを通じて、精査した上で自身の所属を選択することにより、困難に直面することがあっても納得して前に進めると思います。この医局は若い人が多く活気のある雰囲気です。後期研修医をまず始めてから、遅れて大学院に入学することもできます。見学先の候補として是非ご検討ください。

病理医7年目

病理診断科について

医学部入学当初は別の臨床科を志望していましたが、在学中にまとまった期間で病理部を見学する機会があり、病理を考えるようになりました。私は特定の臓器に興味を持つというのが無かったので、全身臓器の病変を直接顕微鏡でみてじっくり診断できるというのが魅力的だと思いました。

臨床科と違って当直や急変、急患の呼び出しといったものはないので、予定がたてやすく、そういった点では男女関係なく働きやすい科だと思います。時間外に仕事する場合も、朝早めに仕事をやる先生も、夜に仕事をやる先生もいて、ライフスタイルに合わせることができます。

横浜市立大学病理は若手が多くいるので色々相談しやすく、申請の仕方がややこしい死体解剖資格申請や、各専門医試験受験の際に申請様式や試験対策などの直近の情報をいろんな先輩から聞くことができてありがたかったです。若手が沢山いますが関連病院での解剖もあり解剖数には困らずストレートで専門医までとることができました。また、特に分子病理専門医試験は近年始まったばかりの試験なのでネットなどでの情報収集も難しく、直近で受験した先輩方から聞いた情報が大変役立ちました。

病理診断科はなかなか特殊な科なので、病理を志望候補の一つに入れている方は、可能であれば病理診断科を回ることができる研修病院で1ヶ月でもいいので病理診断科を回ってみて仕事内容などを体験してみるのをおすすめします。百聞は一見に如かずですので、興味のある方は横浜市大の病理も一度是非見学に来てみてください。

病理医6年目

病理診断科について

よくわからない病態に直面したとき、「もう少し時間をかけて、じっくり考えたい」と思ったり、患者さんから質問を受けたとき、「きちんと調べてから返答したい」と感じたりしたことはないでしょうか。実臨床では、必ずしもそのようにできない場面も多いと思います。病理では、目の前の標本について文献を調べ、時間をかけて診断を考えることができます。すぐに結論を出さず、いったん時間を置いて頭の中を整理し、翌日にもう一度標本を見直すこともあります。こうしたあり方が、自分には向いていると感じています。とはいえ、私のようなタイプばかりではなく、さまざまな個性を持つ人が集まっていることも、この教室の面白いところだと思います。

ほかにも進路として迷った診療科はありましたが、最終的に病理を選んだ決め手は、この先もずっと楽しめる世界だろうと考えたことです。病理医として数年働いた今でも、初めて目にする組織型や所見にしばしば出会いますし、研究に目を向ければ、未知の世界が広がっています。一生の仕事として興味が尽きることがないのが、病理の大きな魅力だと感じています。実際に働き始めて数年が経ちますが、今でも日々の診断は楽しく、この考えは間違っていなかったと思っています。

この医局の良いところは、これから取り組めることがまだまだたくさんあることです。診断でも研究でも、新しい仲間が加わることで、できることはさらに広がっていきます。皆様の見学、そして入局をお待ちしています。

病理医4年目

この医局を選んでよかったこと、大学院について

形態学に基づいて病態を考察する病理診断の考え方が面白いと思い、また臨床と研究の両方に深く関われる点にも魅力を感じて、学生の頃から病理を志望していました。
この医局を見学した際、雰囲気が良く、若手も多い活気のあるところだと感じました。その印象は入局後も変わらず、風通しが良く働きやすい職場で、賑やかな毎日を過ごしています。
私は入局と同時に大学院へ入学しました。研究では面白いテーマをいただき、企業との共同研究にも携わっています。良い結果を出せるよう、日々試行錯誤しながら取り組んでいます。

病理診断と研究の両立は忙しくて大変なこともありますが、その分やりがいがあり、とても楽しいです。先輩方は皆、病理専門医試験・細胞診専門医試験に一発合格されている(!)ので、私もその背中を追いかけて頑張りたいと思います。

病理医4年目

この医局を選んでよかったこと

他の病院では同期がいないこともあると思いますが、ここでは例年複数の入局者がいます。同期がいることは大きな励みになりました。歳の近い先輩方が多く、縦の繋がりはもちろんのこと、横の繋がりが強いことも心強いです。

また、研究テーマが多岐に渡っているため、研究ミーティングで刺激を受けることも多く、先輩たちにも研究の相談をすることができました。

病理医2年目

この医局の魅力

顕微鏡で組織を観察することが、学生の頃からなんとなく性に合っていました。実際に病理を学ぶ中で、顕微鏡の中で繰り広げられる多彩な像から、その背景にある疾患の成り立ちを読み解いて診断を組み立てていく過程に魅力を感じ、病理を専門に選びました。

この医局に関しては、見学の際に感じた教室の雰囲気の良さと、教育熱心な環境に魅力を感じました。上級医にとても相談しやすく、疑問点を気軽に質問できる風通しの良さが、この医局の大きな魅力です。専攻医は初めのうちは誰でも分からないことばかりですが、周囲の先生方に支えていただきながら安心して研修に取り組むことができています。

見学してみると、いわゆる病理のイメージとは教室の雰囲気が大きく違うことが分かると思います。少しでも興味があれば、ぜひ気軽に見学にいらしてください!

病理医2年目

専門医研修を始めて

病理医志望の研修医同期がいたことがきっかけで病理医を志すようになりました。病理に決めたのがぎりぎりだったため、あまり多くの病院を見学できませんでしたが、この病院に見学に訪れた際、どの先生も親身で雰囲気が良く、あまり迷わずに決めました。結果、まだ至らない私にもいつも丁寧に指導いただき、ここに決めて良かったと日々感じています。

病理は当直や毎日の回診がなく、週1の当番日(頻度は病院による)以外は急に欠勤しなければならなくなっても直ちに同僚にしわ寄せがいくとは限らない、という点で他科よりも働きやすいと思います。私は専攻医としてのキャリアのスタートとほぼ同時に子育てがスタートしましたが、おかげさまで子どももすくすく育っています。病理に進むこと自体まだ迷っているという方も、ぜひ一度見学に来ていただければと思います。

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